慢性副鼻腔炎の症状

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状とはどのようなものか見ていきましょう。

鼻をかむ女性イラスト

慢性副鼻腔炎の症状について

粘膜が腫れ上がるため、鼻が詰まり、口で呼吸するようになります。

 

また炎症が続くことにより肥厚下粘膜の一部が成長してポリープになりやすく、これも鼻づまりを促進します。

 

粘膜の下の分泌腺から出る分泌物の量が増え黄色から黄緑色の粘っこい鼻汁がたくさん出るようになります。

 

これも鼻づまりの原因となります。
粘っこくなった鼻汁は鼻から出るだけでなく喉に回ることもあります。

 

鼻から出るの鼻漏、のどに回るのを後鼻漏と呼びます。
大変不愉快な症状です

 

頭痛や頭が重い症状は、慢性副鼻腔炎では大変多い症状です。

 

頭痛は主に前頭部に痛みを覚えますが、急性副鼻腔炎の時ほど強いものでなく、むしろ頭が重い・集中力が無いなどの症状が多いようです。

 

他にも、集中力が続かない、あきっぽい、疲れやすい、などと訴えることもあり、仕事や学業に悪影響を与えることも少なくありません。

 

急性の副鼻腔炎の時と同様に、嗅覚異常が生じて匂いがわからなくなることもあります。

 

また、鼻腔や副鼻腔の炎症が中耳にまで波及して、中耳炎を起こしたり鼻汁が、のどにまわる後鼻漏による慢性咽頭炎や、慢性気管支炎を起こすこともあります。

 

鼻鏡で鼻腔内を観察すると、粘膜が腫れて膨れ上がり膿でいっぱいになっていることがあります。

 

レントゲン写真を撮ると白い影が写ります。
粘膜は、浮腫状のもの、炎症が強く赤くなっているもの、固くなって肥厚しているものなど様々です。

 

慢性副鼻腔炎になると、患者の中には、鼻ポリープが生じる人もいます。
副鼻腔粘膜から生じる炎症性増殖性の腫瘤です。

 

ポリープと言うと、胃や大腸などにできるポリープが知られていますが、鼻の中でもできます。

 

ただし鼻ポリープは胃や大腸でできるポリープと違って、基本的には良性で普通ガンになるようなことはありません。

 

それでも鼻ポリープは一個のこともあれば10〜20個ぐらいできることもあり成長すると次第に大きくなります。

 

大きくなったり数が増えると鼻詰まりの原因になり、鼻汁や嗅覚障害・頭痛・頭重感など不快な症状を引き起こします。
鼻ポリープが発生する原因についてははっきりしたことはわかっていません。

 

様々な因子が関与していると思われますが、副鼻腔炎やアレルギー性鼻、炎気管支喘息などの合併が多いため、感染とアレルギーが関わっているのではないかと考えられています。

 

かつて慢性副鼻腔炎は、蓄膿症と言われたように膿がたまるのが主流でしたが、近年はアレルギー性疾患をベースにした、慢性副鼻腔炎が増え鼻ポリープができるケースが増えています。

 

鼻ポリープの治療のためにはこれらの病気を治療する必要があります。

 

参考 排膿作用があると注目のなた豆茶について

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